フリーター181万人に。4年間で36万人減少。
2007年のフリーターの人数は前年より6万人少ない181万人で、4年連続で減少。03年のピーク時(217万人)と比べると、36万人の減少。年齢別に見ると、15〜24歳の層は企業の積極採用もあり、06年の95万人から6万人減少し、89万人。一方で、就職氷河期世代が含まれる25〜34歳は06年と同じく、92万人と横ばいです。現状では就職氷河期世代(ロストジェネレーション)はワリを食い続けています。基本的には、年齢が若いほど就職口があり、年齢が高くなるほど、再就職は厳しくなりますので、特に30歳を過ぎたロスジェネ世代のフリーターが、今後大幅に減少する可能性は少ないでしょう。
ちなみに、フリーターの定義を正確に言える人は、当たり前のように使用されている言葉なので、意外と少ないのではないでしょうか。総務省は、学生以外の15歳から34歳までのパート・アルバイト労働者や、その希望者を「フリーター」と位置付けて調査しています。
フリーターの生涯賃金は男性が0.99億円、女性は0.82億円(週40時間労働)
非正規雇用という枠の中では、フリーターも派遣社員も同じなので、派遣社員で紹介した生涯賃金と同じものになりますが、派遣社員よりアルバイト・パートの方が年収は低いので、男性が0.99億円、女性は0.82億円(週40時間労働)という数字は、フリーターの年収に近いと思われます。また、週25時間労働の場合は、男性は0.62億円、女性は0.52億円です。
※厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2006年)により、みずほ総合研究所作成
フリーターの語源はフロム・エーから
フリーターはフリ−アルバイターの略で、フリーターの語源はリクルートが出版していたアルバイト雑誌「フロム・エー」で使用されたのが最初だとされています。現在では、雑誌のほか、WEB版「フロム・エーナビ」があります。1987年にはリクルート出資で、「フリーター」という映画も公開されています。
また、求人広告で成長したリクルートは、とらばーゆ、ガテン、ケイコとマナブなど特化した雑誌を生み出しています。WEBサイトでは、リクナビ、リクナビネクスト、リクルートエージェント、リクルートスタッフィング、フロム・エー社員ナビなどがあります。リクルートの2006年度の連結売上高は7,569億73百万円、 連結経常利益は1,614億69百万円。
フリーターの年収は、100万円以上150万円未満が最も多い
フリーターの年収は100万円以上150万円未満が32%と最も多く、次に150万円以上200万円未満が22%。200万円未満は全体の73%を占める。また、フリーターの貯金額は30万円未満が半数以上の57%。
※B-ing調べ